自動車輸送【車載】

2020年5月21日

この記事の所要時間: 351

車載トラックでの「自動車輸送」

 

輸送対応地域

関東地区を、原則として起点又は到着地点と致します。

 

【東京都内・東京都下・埼玉県南部・神奈川県東部】を「出発地」・或いは「到着地」とする場合、全国何処へでも直送で陸送対応しております。

 

例えばご納車先が、北海道沖縄や離島などであっても、カーフェリー等の船便がある場合は、カバーできます。

 

関東以外の地域を、発着地点としての輸送であっても対応可能ですが、

関東を拠点とする「空車移動」距離が大きく発生する観点から、空車回送距離に応じ、別途ご予算に回送分が上乗せになってしまいますので、お客様の費用面のメリットが減ってしまう可能性が考えられます。予めご留意の上で、オーダーをお願い致します。

 

 

新車・中古車 輸送

車載による「自動車輸送」とは

【キャリアカー】【セーフティローダー】などの機材を使用して、「新車」「中古車」 などの自動車を、(自走にて)トラックへ積み卸しして運ぶ「車載」での輸送方法を指します。

 

業界用語に当たるかも知れませんが「陸送」などとも呼ばれますよね。

 

事故車輸送

そしてそれら以外にも事故や水害・故障等により「破損」「不動」になってしまったりする車両を運ぶ 損害車の輸送。

いわゆる「事故車」輸送があります。

状況に応じて自走しない車両は、ウィンチを使用してトラックの荷台へ積込・卸したりします。

 

場所や状況によっては

フォークリフトを使用して積み卸しする等の、独特の技術を要す場合もあります。

 

また、事故車の輸送/陸送については、キャリアカーやセルフローダー車のトラックへ積載して移動する際に、部品等が飛散したりしないように、工夫する必要があります。

 

知識のない方がキャリアカーなどに積載して搬送すると、走行風圧によってドアが開いたり、ボンネットが開いてしまい、その影響で損害が大幅に広がる場合があります。

 

例えばガラスが割れたり、ドアやボンネットのヒンジが曲がったり、ライトやテールランプが無くなってしまったり、タイヤ/ホイールが飛んで行ってしまったり…。

最悪の場合は交通事故に繋がる恐れがあるので、安全に陸送するために十分な心得も必要です。

 

 

秘匿車・機密車  輸送

部品・車両開発の機密保持及びプライバシー保護や、ガラスへの飛び石や雹害等の 外的欠損要因を極力排除して運ぶ「機密・秘匿車」輸送 などもあります。

これは、プレミアムカーやビンテージ/ヒストリックカーと呼ばれる世に代用品の無い車両や、車体・部品にたいへん希少価値が高い車両等の車体保護を目的とした輸送となる場合もあります。

 

とくに開発途中の車両などにおいては、第三者の眼は、クライアント様を悩ませる大きな問題です。

車両の試験の為の移送であったりする場合、外装や機器装置を第三者の眼に触れさせるのはご法度となる場合もあります。

 

そういったリクエストの場合、露天型の一般的な積載車(キャリアカー・セルフローダー)の機材使用は、不向きと言えます。

 

そんな時には、箱型の輸送トラック(積載車)の利用を、ご提案いたします。

 

箱型のトラックでの自動車の陸送は、外部からの視線もなく、雨や雪にも影響を受けないので、安全かつ便利な輸送方法でもあります。

ただし、輸送対応する弊社のような立場からみた場合、陸送輸送途中に、クライアント様の目前以外の場所で、陸送を担当するドライバーさえも荷台の中をみることが許されないオーダーを頂くことも多いので、目的地まで一切固定のやり直しが効かないという場合も多く、積込み時には、通常よりも更に正確/安全な固定方法が要求されたりします。

しかし弊社には、過去何十~数百回に渡る輸送の経験が生んでくれた、数値化しきれないデータを軸にした対応技術があるので、ご安心下さい。

 

安全第一の搬送方法を、しっかりと理論を持ち、力加減等も考え、ケースバイケースにて対応いたします。

 

また、車体本体に「固定する箇所が一切ない」などの理由がある車両であっても、経験と技術で最善な固定方法を考え、出来るだけ車体に負荷の掛からない方法にて固縛を実施いたします。

 

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2020年5月21日

Posted by liberalone