2021年1月4日

この記事の所要時間: 248
こんにちは。

2021年もスタートしましたね(^^

陸送の リベラル・ワン です。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

さて、弊社にある「2台積み」の積載車をチャーター(貸切)して頂き、サーキットなどへ車両を運搬するというお仕事を、ご依頼して下さるお客様が居られます。

 

そんな方のご依頼くださる車両は、いわゆる「FR(後輪)」駆動などの車高の低いスポーツ走行などを目的につくられた車両が多く、また「マニュアル」ミッションの車両があります。

スポーツ走行を目指して作成された、そんなクルマ達は、いわゆる「強化クラッチ」など、ちょっと発進操作が難しい装備を実装されているクルマが多いです。


 

強化クラッチなどを装着したスポーツ走行向けに制作されたクルマは、【低速での半クラッチ操作】が、全般的に結構苦手というか、難儀な車が多いのですよね。

 

積載車に載せるとき、自走させて載せる場合は、半クラ操作を行いながら積載車の登坂をあがることになるので、結構神経をつかいます。クラッチを焦げ臭くさせたくはないのですが、微速で積載車の登り坂を上るのは、かなり困難な操作でもあります。

 

しかも

そういった関係の車両は、車高が低い車両が多いため、勢いをつけて積載車に載せようとすると、腹下やエアロパーツなどを、積載車のフロアーに引っ掛けてしまう可能性が多くあります。

そのため損傷をさせる可能性が低くないこういった車両は、オーナーさんが見ている元での積み込みをしていると、どうしてもご心配を掛けてしまうことも少なくないですね。

 

ちなみに、クラシックカーなど。

クラッチ操作がシビアであるクルマ(クラシックカーなど)に於いても、同様かと思います。

 

 

そこで

積載車のウィンチを掛けても良い場合は、牽引用のフックに掛けさせて頂きます。

そうやって積載車の荷台へ引き込むほうが、クルマにとって優しい場合が多いからです。


「カッコ悪い」という事で、敬遠したいと申し出られるお客様も、中には居られますが、

おクルマを大事にされるお客さまの大切な愛車を破損させてしまわないように、弊社の方で できる工夫のひとつでもあります。

 

。。。。

 

という訳で、

低車高のスポーツ車を自負されて居られる方は、弊社へ輸送のご依頼をされる際には、どうか「牽引」が容易にできるように【フックを露出】させて頂く必要が生まれる可能性が大きいので、【牽引ワイヤーロープを掛ける部分】を、再度ご確認ください。


 

輸送当日に

万一、乗務員が「積載困難」と判断した場合。牽引ができない場合は、輸送そのものをお断りする場合があります。

低車高の車両を、なんとしても運びたいのであれば、「1台積み」であれば、フルフラットになる様な荷台の積載車も。最近ではレンタカー屋さんで 借りれるので、そちらを利用したりするがオススメです。

 

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