History
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History
リベラルワンは、東京都下で個人事業者から 2013年8月にスタートしました。
開業当初より行っていた 物販事業・コンテンツ配信事業 等に追加して、【一般貨物自動車運送】事業及び 利用運送事業を2020年にスタートするに当たり 法人化を致しました。
そして
株式会社 リベラル・ワン として少し遡ること2018年下期より 、たくさんの多くの支えを頂き、新たなスタートを切ることができました。
たくさんの素敵な先輩や 経営者の方々に 出逢い、右往左往している中ではありますが、いまも会社としてこの日本の国の東京の端っこに立ち続けて居れることは、
なんど思いおこしてみても、不思議な経験ばかりです。 ほんとうに 出会った方々には 感謝しかありません。
運送業者というのは、トラックをつかい日本の道路を走りゆく特性上
社会の中では独特の世界でもあるなかで、
「輸送業者」と呼ばれ、今日も日本の多くのコンプライアンスの中で、健全に成長を続けております。
そんな輪の中に、弊社も 参加させて頂くことになった次第です。
運送事業者とは
現在のトラック輸送における運送事業者は、日本国内では「営業ナンバー」車。つまりは、緑色ナンバーのトラックであることがその証となっております。
以前の日本の国において 免許制であった一般貨物運送事業は平成元年末に、物流二法施行による経済的規制緩和で「許可制」と変更になりましたが、当然のように、新規参入事業者の流入が増し、運送事業者どうしによる競争は激化。
日本の国の法に守られた「良質」な輸送業者ばかりが軒を連ねていた運送事業にも、時代の変化が齎されました。
その後、
一時期は増加の一途であった一般貨物運送事業者の数は、2008年あたりを境に減少傾向に向かい、現在は一定の増減を繰り返して推移しています。
これは、
利益を安定して産むことが出来ない・サービスを維持出来ない悪しき業者は減少し、良質な輸送業者が増えたことによる時代の変化をも 映し出したものと考えられます。
近年においては、日本国内で輸送に携わる中小トラック運送業者の経営環境は、依然として厳しい環境下に在ると言われています。
平成初期から免許制度が変わり、中型トラック・(大型トラック)の運転を出来る人口が、昭和の時代に比べ圧倒的に減ったため、明らかなる労働力の不足となりつつあります。
故に
若い世代にドライバーの成り手が少なくなった為、ドライバー不足が以前にも増して顕著になりドライバーさんの平均年齢が上がっております。
また
昭和の時代に比べ、平成後期~令和の現在までに、明らかに運行の「安全」確保に向けた取り組み・「過労防止」更には「環境負荷の低減」の取り組みが、より強く求められるようになってきました。
つまり
良質な事業者以外は、生き残ることが出来ない時代になりつつあります。
新たな運送事業者は必要とされるのか…?
しかし、時代の変化は、チャンスの到来でもありますよね。弊社は
この令和の時代に於いて、代表の山本が20年以上に渡り人並みかそれ以上に経験を積んできたこの業界で敢えてこの時代に「一般貨物運送事業者」としてイチから旗揚げすることを選びました。
それは以前にも、他社の運送事業立ち上げをゼロから経験してきたことが生かされ、令和の今にこそ スタートする意味がある!と感じたからです。
運送事業の魅力
話は戻りますが、物販等を行っている インターネットを使った事業では、少人数で規模の大きな仕事がグローバルな世界で出来る反面、表面からは数字しか分かりづらいという面があります。運転とトラック、そして現場が好きな代表者は体力面では、決して秀た人物ではなく筋肉モリモリでも無く…むしろ若干 人よりも劣りる自覚がありつつも?…
表面から見てもわかる程のダイナミック且つリアルであり、人海戦術のようなこの仕事の魅力に取り憑かれた一人なのです。
まさに昔から言われる、レバレッジの効かないローカルな世界が運送事業です。
そんな「トラック」輸送の仕事が、ずっと若いころの昔から大好きだった為
いつかはこの少しドロ臭い事業である「一般貨物自動車運送」事業を柱にして行きたいという想いが、脱サラする以前より人一倍強かったのです。
なぜトラックドライバーは世の中の底辺と呼ばれるのか?
運送業界で 長らく従業員であった経験から・翌日の配車が夜遅くまで教えて貰えない…
・給料が安定しない不安が残る…
・次の休日がいつになるのか知らない…
やがて友人や家族が疎遠になっていく様な感覚に襲われる…
こんな中小企業のトラック事業者で働く現実。
大手の事業者ならば逆に、所得が増えづらい会社や上司のいうことが絶対である。
或いは 規則を守るために「現実的でないルール」を守るためストレスと闘う…
等々
色々なことを聞いたり見たりして来ました。
好きな仕事なのに、なぜ嫌な気持ちになるのでしょうか???
企業規模に関わらず、多くのトラック事業者で働く者にはきっと他業種にはわかり得ない ある種 独特の悩みがあると思います。
そういった数々の、ドライバーが抱える悩みを受け止め 自分自身で 変えて行きたいと思う様になりました。
トラックドライバーは営業マン兼社長代理
トラックを使うドライバーの仕事は本来責任感も安全意識も高くないと そうそう務まるモノではありません。
更には
トラックドライバーはトラックを降り、お客様を前にしたときにはお客様の目線に意識を置き言葉遣いにも配慮を持ちつつ 実直な受答えを必要とされる 営業マンを兼ねた仕事だと思っております。
つまりはプロ意識が無いと、そのドライバーは お客様から見ても分かるほど薄っぺらい人間であり、本当の意味での職人にはまったくもって見えないハズなのです。
しかし
【それ】が出来る 完成された職人は、案外多くはないのが 現在の輸送業界でもあります。
私たち 株式会社リベラル・ワンの輸送部門 では、代表者・各責任者をはじめ 多くの者が トラック輸送業界に 長年携わってきた経験豊富なプロフェッショナルばかりです。
勿論、
まだまだ成長の途上の者も居ります。
ですが 社風が人を育て、その人が 更なる高みを目指す人材を育てていく…。
そんな組織でありたいと願っております。
そんな
プロ意識の高い人材・そしてお客様のニーズに応えることを 第一とした感覚・感性を弊社に集めるにより、より高い意識の中でのマンパワーをベースにした「お客様ファースト」のサービスに尽力して参ります。
いま貴社の依頼されている輸送事業者様に、なにか足りないものを感じている方は きっと理由もお在りかと存じます。
その「なにか」に対して、Anser をご提案出来る私たちであり続けたいと考えております。
理想通りには行かない現実
しかし開業早々の2020年、早くも試練が訪れました。新型コロナウィルスが年初に中国で確認されてから、治療法が確立されない恐怖感も手伝い、地球上の多くの国において、新型コロナウィルスが一気に人から人へと移り拡大。
世界中がパンデミックに陥りました。
連動するのが経済活動です。感染症の蔓延により、世界の経済は停滞してしまいました。
当然、自動車の輸送業界にも余波は及びます。国内の流通をはじめ、世界との行き来をする貿易ビジネスにも影響が出ております。
私達リベラル・ワンも、この業界において「生き残れるかどうか?」
それが開業早々に試されることとなりました…。
2021年夏ころ…。
これが、私達の考える収束宣言時期だと考えております。
それまで、経済は 以前に比べて明らかな低迷を続けることでしょう。
東京オリンピック/パラリンピックを、笑顔で人と人が距離を置かないですむ街の中で、是非みたいものですね。
【つづき】
◆ 2021年夏 遂に7月がやってきた
●自動車輸送について
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