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型式はKK-XZU410。

トヨタ トヨエース(日野 デュトロと同型の姉妹車)の ワイドボディの3.5t積み。

 

弊社には、少し古いけれど

排ガスのすす焼き(DPDなど)が搭載されていない

ある意味、排ガスはちょっと臭いけれど、エンジンやマフラーが昔ながらになかなか壊れず(他はあっちこち壊れるけれど)

長く乗ることができると言われている

車輛積載車 ショートボディ仕様が1台 あります。 もちろんウィンチつきです。

床は強化鉄板なので、フォークリフトなども陸送 輸送可能です。

 


 

この車輛積載車は、セルフローダーと呼ばれるスタイルの荷台機構のため、

狭い住宅街などでの個人宅や不動車の引取などの際に

威力を発揮できる車輛積載車という位置づけになっています。

 

ちなみに

1台積みの車輛積載車のことを、「セーフティ ローダー」とみんな呼んでいたりするけれども、、、

似たような呼び方があって「セルフローダー」やら「セフテーローダ」なんて呼び方もありますが、

「セフテーローダ」は、花見台自動車の登録商標だそうです。 ←(どうでもいいかも…)

 

 

別の呼び名の「セルフローダー」というのは、

キャビンと荷台の間にハイジャッキなどが搭載されていて

トラック全体が丸ごと地面に対して傾斜させるようになっている機構を持っているトラックのこと。

トラックと荷台を頑丈につくるのが容易みたいでして、重機の陸送屋サンなどが、この仕様を多く使っている気がします。

そして、セルフローダーのスタイルですと、

積み降ろしの際のストローク(トラックの後方に必要となる距離)が、下記のセーフティローダースタイルの荷台より、少なくできるというメリットがあります。

 


 

一方 「セーフティローダー」と呼ばれる荷台は、

セルフローダーのように車両の前方がハイジャッキで持ち上がるのではなく、

トラックのキャビンを残して荷台のデッキ部だけが 後方へ油圧でスライドし傾斜して、

搭載物(重機やクルマ)を載せおろしするものです。

 

荷台に載せるものが、上記のセルフローダーに比較して やや低スロープで載せおろしできるため、

ロードクリアランスが少ない 乗用自動車などでも、アゴやお尻を地面に干渉させることなく積み降ろしがしやすい荷台を造れるため、

自動車を載せるのだけ…であれば、こちらの方が気を使うことが少ないなかでの載せおろしが期待できます。

 

車輛積載車というと

狭い路地には入っていけないほど、荷台が長めのものが多いのですが、

こういう特殊な荷台の仕様の車両積載車が1台あると案外、重宝するときもあったりするんですよね。

 

ただし、

使い方には少し慣れがいるので、そこだけは難点かもしれませんね。

 

以上、弊社の ショートボディ仕様の 1台積み セルフローダーのお話でした。

 

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