2023年1月8日

この記事の所要時間: 642
前回には書きました1台積み積載車。陸送 / 不動車の引取りにも向く

旧型デュトロ ならぬ トヨエース積載車 セルフローダー ショートボディ仕様の話です。


 

インパネ 警告灯が走行中 たくさん点灯する

運転中に、旧型デュトロ・トヨタ ダイナ や トヨエース で

エンジンチェックランプなど、警告灯がいっぺんに点灯した時、

「なにかの接触不良じゃないかな?」なんて思ってしまったりするんですが

 

今回の 警告灯(インジケーター)たくさんがいっぺんに点灯するっていう事象は

乗っているドライバーからしたら、出先では だいぶ「??」だと思うんですよね。

この事象は一体なにが原因だったのでしょうか??

走行中でも この警告灯の多さ


前書きが長くなりましたが、さらに続けると

弊社には、前回にも書いたのですが、KK-XZU410  トヨエース(デュトロと同型)の ワイドボディの 荷台ショートボディ仕様があります。

 

排ガスの、所謂 「すす焼き(DPDなど)」装置が搭載されていない、2世代くらい前の仕様になるのです。

 

ある意味、排ガスはちょっと?臭いけれど、

エンジンやマフラーが現行車やちょっと前のモデルのように?は、なかなか壊れず(他の部品は あっちこち壊れるけれどw)乗ることができると言われている、旧タイプの車輛積載車 なのであります。


 

さて、

この警告灯が たくさん点灯する症状ですが、なんなのか??

 

オルタネーター 壊れたのでは?

不安を煽るコレは、結局のところ「オルタネーター」の故障。

この1点だけが原因 でした。

 

インジケーターがいっぺんに点灯すると、

あっちもこっちも、なんらかの原因で、いっぺんに壊れたような錯覚に陥り、不安満点になってしまうのですが、

なんていうことはありません。

 

でも、徐々に ハザードランプまで暗くなっていくので。。。。

心細いことこの上なし。。。

この部品が オルタネーター(発電機 / ダイナモ などとも呼ばれる)



 

しかし。。。

ディーゼルエンジン車は、ガソリン車の様に、急にエンジンが停止する!などの現象は起きないみたいです。

よかったよかったw

 

 

そうは言っても。。。

 

そう。

バッテリーの電力を、補う – 充電する役目の

オルタネーター(ダイナモ / 発電機)が故障している訳なのですから

当然、ぜんぶのバッテリーを使い切ってしまえば、自走不能に陥りますので、要注意です。

 

さらに、実は

24V車のトラックは、バッテリーを2個搭載していますが、2個のバッテリーを 直列に繋いでいるだけなので

12V バッテリー 1個ごとに、つなぐということで対応をすれば

電圧を24V用の充電装置や電圧測定器がなくても、12V用の機器で十分にこと足ります。


試しに測ると

・バッテリー1個目は 「10.6V」

・バッテリー2個目は 「12.0V」

 

本来は「12.3V/個」以上の数値であって欲しいバッテリーですが

2個とも オルタネーターがお亡くなりになっている為か?。電圧が低いですね。

エンジンとめたら、掛からなくなる恐れが、ある感じです。

 

とりあえず、たまに治ったりもすると聞く この軽い打撃技で、 様子をみてみるも、全然効果なさそう(・・;

「プラハンマー等で軽くたたく」セルモーターが動かない時には有効


 

オルタネーターは リビルド品でも良いと思う

素人とは言いませんけれど、お金に余裕のない弊社(ちょっと恥ずかしい)。

そんな私たちですから、とりあえず 自分たちで

交換できるものは やってみます!

 

オルタネーターセルモーター なんぞ、整備に詳しい人  ちゃんと交換できる 人 がいれば

そこまでハードル高い故障では ない!

と、思っておりますので、早速交換します。

 

しかも、21世紀には 一般人のつよい味方! ●フオク などがあり、

その中で売られている「リビルド オルタネーター」など、リビルド品や中古品は、専門業者でなくても入手できる電装品なので、結構 助かりますし、便利だと思いますね。

 

ヤフオ● 等で 社外品 リビルト品  3万円くらいから売られてる

便利なこと、ですが

こういったパーツを 一般人にも小売してくださる業者さんもいますので

さっそく、ありがたくお世話になります。


1.5日で届くのもあり、とても便利ですし、仕上げもきれいですよね。

 

交換は 1時間程度で できる

トヨエース / デュトロ KK-XZU410 平成16年式 は

ある程度、メカに知識がある方ならば、60~90分くらいで、十分交換できる車種でした。

 

車種などや、架装によっては

もっともっと大変なことも予想されますので、気軽に取り掛かるのは ちょっとやめた方がいいとは思います。


 

あるある、なんですけれど

この時点で、明らかに大きさや 取り付け穴の位置が違うなどで、違和感があったら、

だいたいなにかトラブルになる元なので、交換取付けは やめた方がいいと思います。

 

見比べるのは結構大事な 作業です。

 

オルタネーター は 中型トラック用 結構重い

作業は腰を痛めないように、十分注意してくださいね。

また、

電装品を扱うならば、事前にバッテリーの端子を外し、ショートさせない様に、感電しないように。そこは本当にお願いいたします。



 

オルタネーター 社外品 でも純正部品なみの性能 みたい

そんなこんなで、交換してみました。

オルタネーターが原因ではなかったら、他 だと、もう専門業者さんに 対応して貰う以外に なさそうな感じでしたが。

ちゃんと治りました。

 

電圧は

1個目バッテリー「13.3V」

2個目バッテリー「14.1V」 へと、復旧しました。


心配だったインジケーター 警告灯は

全部 きれいに消えました ^_^

 

部品代と あれやこれや でしたが、4万円もしないで 無事に完成しました。

 

ディーラーに 全部みてもらったら、この数倍かかるかな? っていう印象ですかね…(・・;

 

あとは、

純正部品なみに 長持ちしてくれるかどうか??  ですね ー。

頑張れ旧型トラック!  古くなっても まだまだイケるぞい!

 

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