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前回には書きました1台積み積載車。陸送 / 不動車の引取りにも向く旧型デュトロ ならぬ トヨエース積載車 セルフローダー ショートボディ仕様の話です。

インパネ 警告灯が走行中 たくさん点灯する
運転中に、旧型デュトロ・トヨタ ダイナ や トヨエース でエンジンチェックランプなど、警告灯がいっぺんに点灯した時、
「なにかの接触不良じゃないかな?」なんて思ってしまったりするんですが
今回の 警告灯(インジケーター)たくさんがいっぺんに点灯するっていう事象は
乗っているドライバーからしたら、出先では だいぶ「??」だと思うんですよね。
この事象は一体なにが原因だったのでしょうか??



前書きが長くなりましたが、さらに続けると
弊社には、前回にも書いたのですが、KK-XZU410 トヨエース(デュトロと同型)の ワイドボディの 荷台ショートボディ仕様があります。
排ガスの、所謂 「すす焼き(DPDなど)」装置が搭載されていない、2世代くらい前の仕様になるのです。
ある意味、排ガスはちょっと?臭いけれど、
エンジンやマフラーが現行車やちょっと前のモデルのように?は、なかなか壊れず(他の部品は あっちこち壊れるけれどw)乗ることができると言われている、旧タイプの車輛積載車 なのであります。



さて、
この警告灯が たくさん点灯する症状ですが、なんなのか??
オルタネーター 壊れたのでは?
不安を煽るコレは、結局のところ「オルタネーター」の故障。この1点だけが原因 でした。
インジケーターがいっぺんに点灯すると、
あっちもこっちも、なんらかの原因で、いっぺんに壊れたような錯覚に陥り、不安満点になってしまうのですが、
なんていうことはありません。
でも、徐々に ハザードランプまで暗くなっていくので。。。。
心細いことこの上なし。。。






しかし。。。
ディーゼルエンジン車は、ガソリン車の様に、急にエンジンが停止する!などの現象は起きないみたいです。
よかったよかったw
そうは言っても。。。
そう。
バッテリーの電力を、補う – 充電する役目の
オルタネーター(ダイナモ / 発電機)が故障している訳なのですから
当然、ぜんぶのバッテリーを使い切ってしまえば、自走不能に陥りますので、要注意です。
さらに、実は
24V車のトラックは、バッテリーを2個搭載していますが、2個のバッテリーを 直列に繋いでいるだけなので
12V バッテリー 1個ごとに、つなぐということで対応をすれば
電圧を24V用の充電装置や電圧測定器がなくても、12V用の機器で十分にこと足ります。






試しに測ると
・バッテリー1個目は 「10.6V」
・バッテリー2個目は 「12.0V」
本来は「12.3V/個」以上の数値であって欲しいバッテリーですが
2個とも オルタネーターがお亡くなりになっている為か?。電圧が低いですね。
エンジンとめたら、掛からなくなる恐れが、ある感じです。
とりあえず、たまに治ったりもすると聞く この軽い打撃技で、 様子をみてみるも、全然効果なさそう(・・;



オルタネーターは リビルド品でも良いと思う
素人とは言いませんけれど、お金に余裕のない弊社(ちょっと恥ずかしい)。そんな私たちですから、とりあえず 自分たちで
交換できるものは やってみます!
オルタネーター や セルモーター なんぞ、整備に詳しい人 ちゃんと交換できる 人 がいれば
そこまでハードル高い故障では ない!
と、思っておりますので、早速交換します。
しかも、21世紀には 一般人のつよい味方! ●フオク などがあり、
その中で売られている「リビルド オルタネーター」など、リビルド品や中古品は、専門業者でなくても入手できる電装品なので、結構 助かりますし、便利だと思いますね。
ヤフオ● 等で 社外品 リビルト品 3万円くらいから売られてる
便利なこと、ですがこういったパーツを 一般人にも小売してくださる業者さんもいますので
さっそく、ありがたくお世話になります。






1.5日で届くのもあり、とても便利ですし、仕上げもきれいですよね。
交換は 1時間程度で できる
トヨエース / デュトロ KK-XZU410 平成16年式 はある程度、メカに知識がある方ならば、60~90分くらいで、十分交換できる車種でした。
車種などや、架装によっては
もっともっと大変なことも予想されますので、気軽に取り掛かるのは ちょっとやめた方がいいとは思います。



あるある、なんですけれど
この時点で、明らかに大きさや 取り付け穴の位置が違うなどで、違和感があったら、
だいたいなにかトラブルになる元なので、交換取付けは やめた方がいいと思います。
見比べるのは結構大事な 作業です。
オルタネーター は 中型トラック用 結構重い
作業は腰を痛めないように、十分注意してくださいね。また、
電装品を扱うならば、事前にバッテリーの端子を外し、ショートさせない様に、感電しないように。そこは本当にお願いいたします。









オルタネーター 社外品 でも純正部品なみの性能 みたい
そんなこんなで、交換してみました。オルタネーターが原因ではなかったら、他 だと、もう専門業者さんに 対応して貰う以外に なさそうな感じでしたが。
ちゃんと治りました。
電圧は
1個目バッテリー「13.3V」
2個目バッテリー「14.1V」 へと、復旧しました。






心配だったインジケーター 警告灯は
全部 きれいに消えました ^_^
部品代と あれやこれや でしたが、4万円もしないで 無事に完成しました。
ディーラーに 全部みてもらったら、この数倍かかるかな? っていう印象ですかね…(・・;
あとは、
純正部品なみに 長持ちしてくれるかどうか?? ですね ー。
頑張れ旧型トラック! 古くなっても まだまだイケるぞい!
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